うつ病の診断|うつ病のような傾向があるなら一度診断を受けるべし【症状とは】

うつ病のような傾向があるなら一度診断を受けるべし【症状とは】

うつ病の診断

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うつ病についての知識と診断方法

私たちはなにかとストレスの多い社会で生きています。身近な心の病気として耳にすることが多くなったのが「うつ病」です。このうつ病は、別名「心の風邪」とよばれています。具体的な症状としては意欲や集中力の低下や気分の激しい落ち込み、物事を否定的にとらえてしまうなどです。症状は精神面だけでなく便秘や食欲不振などの身体の面でも出ることがあります。誰でも憂鬱な気分になることはありますが、うつ病はこの憂鬱な気分の状態が長時間続いてしまう点です。通常であれば人は気分が落ち込んでも休養をとったり、趣味などの自分の興味のあることをして気分転換をすれば自然に回復します。しかし、うつ病の怖いところは時間が経っても憂鬱な気分が持続して、今まで好きだった趣味にも興味がなくなってしまう点です。うつ病の症状が悪化した場合は、仕事を続けることができなくなり失業するなどの日常生活に支障をきたすこともあります。うつ病になる原因としては、本人の性格や環境などが関わっているといわれています。性格面では真面目な人や物事にこだわりすぎて融通が利かないタイプ、周囲の自分への評価を気にするタイプなどがこの病気を発症する傾向があります。日本人は、全体的に周囲の目を気にして真面目な気質であることが多いです。また結婚や離婚、子どもの独立や肉親の死別などの環境の大きな変化も精神面にストレスを与えることがあるため発症の原因になります。それ以外にも脳梗塞やリウマチなどのほかの病気で服用する薬の副作用で発症することもあります。女性であれば、ホルモンバランスが乱れやすい出産後も慣れない育児のストレスも加わってうつ病になりやすいです。「産後うつ」ともよばれています。うつ病は、専門家でないとなかなか診断が難しいため発見が遅れてしまう可能性の高い病気です。受診する診療科は、精神科や心療内科になります。病院での診断の仕方は、本人や家族への問診が中心になります。問診の内容としては、症状が起きたときの様子や今までの既往歴、家族から見た本人の様子などを詳しく尋ねられます。本人自身も気が付いていない変化や症状も知る必要があるため、家族や友人などの身近な方からの情報も診断に必要となります。そのため、病院に受診するときには本人だけでなく家族にも同行してもらう方がより正確な診断を下すことができます。うつ病と診断された場合は、抗うつ薬を服用することになります。治療期間は個人の症状によって違い、数か月から数年程度完治までに時間がかかることがあります。